こんにちは、Yudaiです。
今回は、大手セレクトショップと都内の古着屋で働いているファッション、アパレル業界8年目の現役販売員の僕が、ストリートファッションについて説明したいと思います。
ストリートファッションとは?
まず、ストリートファッションとは何なのか?という初歩的なところからご説明します。
ストリートファッションはカジュアルファッションの中の一つの種類です。
カジュアルファッションについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
ストリートファッションと聞いて、ダボダボのパーカーに、ダボダボのパンツを腰履きして、キャップを斜めに被ってるコーディネートを想像した人!
かなり時代遅れです。
ストリートファッションとは、若者がその時々の時代に合わせて、ストリート(街中)で作り出すファッションです。
今でも、ストリートファッションは刻一刻とアップデートされています。
日本では、主にはアメリカのストリートカルチャーから影響を受けている場合が多いです。
また、近年ではストリートファッション、カルチャーがファッション全体のトレンドになり発信される事が多いです。
ハイブランドとストリートファッションがクロスオーバーする事は当たり前の時代になっています。
ストリートファッションの種類
実は、ストリートファッションの中にも様々なスタイル(種類)があります。
主な3つのスタイルをご紹介します。
詳しく見ていきましょう。
スケート系
起源は、1970年代にカリフォルニアから発信されたスケーターのスタイルを指します。スケート、スケーターファッションなどと呼ばれています。
ですが、1970年代から今までずっと同じファッションや、コーディネートがある訳ではありません。
スケーターファッションも、時代や、場所に合わせて若者がアップデートしています。
現在では、オーバーサイズのパーカーや、Tシャツ、太め目のワークパンツやデニム、キャップやニット帽などを使ったコーディネートが特徴的です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ヒップホップ系
起源は、1970年代のニューヨークから発信された、文字通り音楽のヒップホップのDJやラッパーのスタイルを指します。
ストリートファッションというと、ヒップホップのスタイル、ファッションを想像する方が多いのではないでしょうか?
ヒップホップのスタイルも時代に合わせてアップデートします。
90年代では冒頭で話しました通り、ダボダボな洋服を着るスタイルがトレンドでした。
しかし、2000年代に入るとタイト目なスタイルにトレンドが変わります。(日本でもスキニーパンツなどが流行っていた起源ここにあります。)
近年、アメリカのラッパーが世界的なファッションアイコンになる事がほとんどで、ファッションのトレンドはラッパーが作り出していると言っても過言ではありません。
現在は、明確にこのアイテムでこのコーディネートがヒップホップ系だ!という線引きはとても難しいです。
と言うのも、ハイブランドから古着までミックスしまくる、まじでなんでもアリ!というくらい千差万別のスタイルがあるからです。
パンク系
起源は、こちらも1970年代にロンドンから発信された、音楽のジャンルの一種であるパンクロックのスタイルを指します。
全体的にタイトなシルエットで、スキニーパンツや、スタッズ付きライダースジャケット、ブーツに派手な化粧や髪型が、特徴的です。
現在では、ほとんど見かける事の少なくなったスタイルですが、日本でも90年代頃から流行したヴィジュアル系などと言われるジャンルもパンク系の一種になります。
先述した通り、ほとんどトレンド感は少ないスタイルになりますので、2022年現在では、これくらいの認識で大丈夫でしょう。
コーディネートの例
2022年最新のスケート系ストリートファッション
2022年最新のヒップホップ系ストリートファッション
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ストリートファッションについて理解を深めることができましたでしょうか?
最後にストリートファッションのポイントをおさらいしてみましょう。
- 若者が作り出すファッションやトレンドである。
- 主にスケート系、ヒップホップ系、パンク系の要素で成り立つ。
- 時代に合わせてファッションや、コーディネートも変化する。
2022年では、ストリートファッションの中でもヒップホップ系が圧倒的に人気であると言えるでしょう。
つまり、何にもに囚われずハイブランドから古着までミックスしまくるスタイルがトレンドという事です。
ストリートファッションにチャレンジしてみたい人はこの記事を読んで参考になれば幸いです。
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