こんばんは。Yudaiです。
今回はセレクトショップと古着屋で2足のわらじを履く、ファッション、アパレル業界8年目の現役販売員の僕が、スポーツ系ファッションについて詳しく説明したいと思います。
スポーツ系ファッションとは?
スポーツ系ファッションとは、カジュアルファッションの1つの種類です。
また、スポーツという要素は、アメカジファッションに必要不可欠な要素です。
アメカジファッションについて詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
スポーツ由来、もしくはスポーティーなアイテムを、デイリーユースでの日常のファッションに取り入れることを、スポーツ系ファッションと言います。
スポーツ系ファッションは、スポーツミックスと呼ばれる事もあります。
スポーツの中でも、主には、バスケ、野球、テニスなどがファッションとは特に密接に関係してます。
スポーツ系のアイテムは、意外と私たちのファッションに深く根付いています。
それでは具体的な、スポーツ系アイテムについて見てみましょう。
スポーツ系ファッションの代表アイテム
スポーツ系アイテムは、日常のファッションにおいて定番になっている物も多く存在します。
もともとスポーツ由来のアイテムだと知らずとも、無意識で着用してる事もあると思います。
ファッションは、洋服について詳しい事が正義ではありませんが、知ってて着ていると、知らないで着ているにはファッションの深みや、雰囲気に大きく差が出ます。
知らない人は、軽くでもいいので、雑学程度に頭に入れておきましょう。
前置きが長くなってしまいましたが、具体的な、スポーツ系アイテムについて紹介します。
- スニーカー
- スウェット(トップス、パンツ)
- パーカー
- ジャージ
どれも説明不要なアイテムばかりですね。
スポーツ系アイテム定番ブランド
次に、スポーツ系ファッションに取り入れられる定番のブランドを紹介します。
- NIKE
- adidas
- CONVERSE
- Champion
- LACOSTE
などが有名です。
マニアックなブランドも、もちろんめちゃくちゃあります。
ちょっとだけ詳しくブランド解説してみたいと思います。
NIKE
言わずと知れた、説明無用スポーツブランドですね。
もともとは1960年代に、アメリカで、日本のスニーカーブランドであるオニツカタイガーの代理店をやっていた、ある2人の人物が初めたブランドです。
2人は、オニツカタイガーなどの製品開発などにも携わり、看板商品をいくつも生み出しましたが、オニツカとのトラブルになり、
日本の会社である、日商岩井(現、双日)の融資を得て、自社ブランド(NIKE)を立ち上げる事になります。
1970年代初頭に代理店は、NIKEという社名に変更し、有名なスウォッシュのロゴは誕生しました。
もともとは、陸上用のマラソンシューズなどを製作しており、後にさまざまなスポーツ向けのアイテムを開発し、いくつもの名作を世に生み出しました。
コルテッツやジョーダンシリーズ、エアマックスシリーズなとが有名ですね。(詳しいモデル詳細、種類などは別の記事で紹介したいと思います)
今では、スニーカーをはじめ、スウェットやジャージなどがNIKEの定番アイテムになっています。
adidas
adidasも説明無用のスポーツ系定番ブランドですね。
1940年代にドイツで生まれたスニーカーメーカーです。
もともとはドイツ人兄弟2人でスニーカーの製造と販売を行なっていましたが、2人は分裂し、adidasとPUMAが誕生日しました。
1960年代以降から、今や有名な定番モデル、スタンスミス(テニス)や、スーパースター(バスケ)などを世に送り出しました。
(詳しいモデル詳細、種類などは別の記事で紹介します)
1990年代には、経営陣が一新したり、アウトドアブランドのsalomonを買収したり、大きな変革を迎えました。
2000年代初頭では、リーボック株を半数以上取得し、グループに加え更なる発展を遂げました。
adidasもNIKEと同じようにもともとは、スニーカーのブランドでしたが、今ではジャージなども定番アイテムになっています。
CONVERSE
CONVERSEもスニーカーにおける定番ブランドの1つのですね。
履いた事が無い人の方が少ないのでは無いでしょうか?(多分そんな事はない)
1900年代にアメリカでスニーカーメーカーとして、誕生します。
降雪が多い地域だったため、ラバーソールのスニーカーを製造していました。
しかし、季節に応じて売り上げの波が激しかった為、通年で売れる商品を思案し、作られたのが、室内で行われるバスケのシューズです。
これが、今ではスニーカー大定番であるオールスターです。
その後、ジャックパーセル(テニス)や、ワンスター(バスケ)などの名作モデルが生み出されていく事になります。
(詳しいモデル詳細、種類などは別の記事で紹介します)
2000年代初頭に、CONVERSEは、NIKEに360億円で買収されました。
定番のオールスターは、100年以上経った今でも基本の形を変えずに現存しています。(年代によってマイナーチェンジがありますが)
古着でも70年代、80年代のオールスターの人気は非常に高く、高額な値段で取引されています。
古着や洋服が好きになると1度はみんなが通る道ですね。
Champion
こちらも、聞いたことがある人も非常に多いのでないでしょうか。
Championの、赤と青のCのマークが特徴的なブランドですね。
1910年代にアメリカのニューヨークで誕生したスポーツブランドです。
創業当初は、セーターを作っていましたが、1920年代に入るとスウェットを作り始め、ミシガン大学でチャンピオン製のスウェットが公式で採用されると、瞬く間に全米に広がりました。
1930年代に、今でもスウェットの大定番であるREVERSE WEAVE(通称:リバース)というモデルのスウェットが発売されました。
後年には、アメリカ軍にスウェット(リバース)を供給していたという経歴もあります。
リバースは90年程経った今でも人気は根強く、スウェットといえば、リバース!と言っても過言でないくらい、チャンピオンの代名詞となるアイテムです。
(詳しいモデル詳細、種類などは別の記事で紹介します)
とにかく、チャンピオン=リバースウィーブという認識だけで大丈夫です。
LACOSTE
ワニのマークでお馴染みのブランドですね。
1930年代にプロのテニスプレイヤーがフランスで創業したブランドです。
もともとポロというスポーツで着られるポロシャツを、初めてテニスウェアとして採用しました。
現在ではテニスウェアに留まらず、皆さんもご存知の通り日常のファッションにおいても浸透しています。
ラコステも元を辿ると、テニスというスポーツ由来のブランドな訳です。
最近では、ポロシャツのみならず、カーディガンやスウェット、ジャケットなども人気なアイテムです。
スポーツ系ファッションコーディネート
スポーツミックスのコーディネート例をご紹介します。
冒頭でも話しましたが、あくまで一部にスポーツ系のアイテムを取り入れることをスポーツ系ファッションと言います。
上記のコーディネートでもトップス、パンツ、靴のどれかに1〜2点だけスポーツ系のアイテムを取り入れていますね。
紹介したコーディネートは真似した方がいい!という訳ではありません。スポーツ系ファッションとはこういう雰囲気ですよ!というイメージを持ってもらう為のコーディネート例です。
あとがき
いかがでしたか?
スポーツ系ファッションについて理解することができたでしょうか?
改めて、スポーツ系ファッションについてよく見てみると、知っているアイテムばかりだったと思います。
冒頭でも話しましたが、アイテムやファッションについて理解しているコーディネートには、説得力があり、オシャレに見えます。
最後にスポーツ系ファッションのポイントをおさらいしましょう。
- カジュアルファッションの中の1つの種類である。
- 日常のファッションにおいて定番な物がほとんどである。
- スポーツ系アイテムを1〜2点コーディネートに取り入れる。
明日から皆様のコーディネートの参考になれば幸いです。
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